2018年11月02日

四国地区樹木医講演会「宝生院のシンパクに今、何が必要か」に参加して参りました。

2018年10月28日(日)
四国地区樹木医講演会「宝生院のシンパクに今、何が必要か」に参加して参りました。
今日はフェリーに乗って小豆島に。

四国地区樹木医講演会「宝生院のシンパクに今、何が必要か」に参加して参りました。
四国地区樹木医講演会2018「天然記念物の保存計画を考える」 宝生院のシンパクに今、何が必要か @小豆島土庄町 に参加して参りました。

四国地区樹木医講演会「宝生院のシンパクに今、何が必要か」に参加して参りました。
まずは 香川大学名誉教授 増田拓郎先生による基調講演 「天然記念物等の保存計画について」 を聴講しました。

四国地区樹木医講演会「宝生院のシンパクに今、何が必要か」に参加して参りました。
香川県における天然記念物(巨木・古木等)の保護管理活動や現在の状況、特に宝生院のシンパクの保全活動の取り組みや、他県の保全事例の紹介などを、写真や資料を示して分かりやすく話して下さいました。

続いて、増田先生をコーディネーター、信里芳紀さん(香川県教育委員会)、 川西玉夫さん(樹木医・NPO法人香川のみどりを育む会理事長)、河野幸彦さん(樹木医・香川県樹木医会)をパネルストにシンポジウム「宝生院のシンパクに今、何が必要か」が開催され、行政、NPO法人、樹木医の視点からの古木の保全についてディスカッションが行われました。

保全活動は産官学民がそれぞれの特性を活かし連携しつつ、計画的かつ継続的な取り組みが必要であることが良く分かりました。
樹木医講習会と言う事で、内容理解が難しいのではと心配していましたが、素人でも分かりやすいように配慮されていてとても勉強になりました。

四国地区樹木医講演会「宝生院のシンパクに今、何が必要か」に参加して参りました。
四国地区樹木医講演会「宝生院のシンパクに今、何が必要か」に参加して参りました。
楽しくお喋りや情報交換をしながらのランチタイムの後は、

四国地区樹木医講演会「宝生院のシンパクに今、何が必要か」に参加して参りました。
バスに乗って、国特別天然記念物「宝生院のシンパク」の現地研修へ

四国地区樹木医講演会「宝生院のシンパクに今、何が必要か」に参加して参りました。
宝生院の高橋住職に鑑賞のポイントなどを教えて頂きました。
間近に見るシンパクは迫力満点です。(大きすぎて全景が撮れませんでした)

四国地区樹木医講演会「宝生院のシンパクに今、何が必要か」に参加して参りました。
四国地区樹木医講演会「宝生院のシンパクに今、何が必要か」に参加して参りました。
香川を代表する巨木・古木という事で、県内外から見学者が多数訪れます。この日も大型バスに乗った観光客が見学に来ていました。人気の観光スポットである反面、繰り返し見学者が根回りを踏み固める事で地面がカチカチに硬くなり、根を痛めたり成長が阻害されてしまうそうです。樹勢が衰え始めてしまったので、平成27年から樹勢回復の為の木道整備や土壌改良が行われています。

四国地区樹木医講演会「宝生院のシンパクに今、何が必要か」に参加して参りました。
実際に保全活動に取り組まれている河野樹木医さんの説明や、地元関係者の方のお話も伺う事が出来て、保全活動の大切さと大変さを感じる事が出来ました。古木はそれだけでも魅力的ですが、保全を通した歴史や地元地域との繋がりなどを知る楽しみもある事が良く分かりました。

四国地区樹木医講演会「宝生院のシンパクに今、何が必要か」に参加して参りました。
林業女子会の皆さんと遠足のように楽しく、色々学べる時間を過ごす事が出来ました。
香川県樹木医会の皆さま、大変お世話になりました。有難うございました。

記事掲載:ぐり


Posted by 林業女子会@かがわ at 00:44│Comments(0)
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